公開日: 2018年5月18日 - 最終更新日:2020年3月22日

洗濯物が乾かない! 京都で湿気対策3つの改善ポイント

佐々木 綾菜
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5月3日に京都支店はリニューアルオープンしましたが、支店長の越尾と共に風邪を引いてしまった鍋島です。
でも、多くの方々にご来店いただき激励をいただき、皆様のおかげですっかり良くなりました!

さて今回は梅雨時期が近づいてきましたので、お客様からいただく梅雨時期の湿気対策の内容についてご紹介させていただきたいと思います。

目次

  1. 1.部屋干しで洗濯物が乾かない
  2. 2.生活パターンを少し変化させる
  3. 3.空気の流れをつくる
  4. 4.断熱・気密・換気のバランスを考える
  5. 5.まとめ

1.部屋干しで洗濯物が乾かない

私の場合は、京都住んでから札幌に住んで、また昨年から京都に戻った経験からご参考になればと思います。
京都に戻ってから「 部屋干しだと洗濯物が乾かない 」、「 部屋干しだとにおいがついちゃうのよね・・ 」 などのお話をお聞きます。

ところが札幌に住んでしたときは、洗濯物は部屋干しという方が多くいらっしゃいます。
札幌は冬が長いので部屋干しが習慣になっているんですね。
そのような札幌の部屋干しの工夫は京都の梅雨時期などでも応用できる部分がございますのでご参考になればと思います。

2.生活パターンを少し変化させる

まず私が感じた点になりますが、札幌は部屋干しする習慣のため、少量でも洗濯するという点です、少量ですと洗濯物の間隔をあけることにより早く乾きます。

まとめて洗うと洗濯物を干すのに多くのスペースが必要になりさらに臭いの原因になりますので、できるだけこまめに洗うということです。
そのため札幌では、天候に関係なく毎日洗濯するという方が多くいるかと感じます。
ご家族の多い方ですと朝晩の2回という方も。
生活パターンを少し変えて今までより洗濯の回数を増やしてみるのも湿気対策の1つになるかと感じます。

3.空気の流れをつくる

札幌では洗濯物を干す場所は、脱衣室がとても多いです。
なぜかということ北海道の脱衣室には給湯用ボイラーが室内にあるため暖房効果があるためになります。
温度が高くなると乾いた空気が多くなり、寒いと湿った空気が多くなります。
暖かいところに干すことにより洗濯物の乾きが早くなるイメージだとわかりやすいでしょうか。

さらに脱衣室の隣になる浴室は、ほとんどがユニットバスのため機械換気がついておりますので、これで空気の流れをつくり、湿気を外部に出してくれるためになります。
最近では、24時間用の換気扇があり、さらに電気代が少額ですむタイプがあります。
そして浴室に洗濯物を干したい場合は乾燥機付きのタイプもございます。

京都でも脱衣室や浴室で洗濯物を干して換気してあげるのも1つの方法かと思います。
空気の流れをつくるという意味ではエアコンも有効かと感じます。

4.断熱・気密・換気のバランスを考える

これも札幌で学んだ点ですが、断熱・気密・換気の対策をしっかりすることになります。
洗濯物を室内干しする場合に断熱も気密も換気も中途半端ですと結露の原因になり、カビなどの発生が多くなります。
断熱は、お部屋の温度を保つ(下げない)ことにより、乾燥した空気を多くすることになり、気密は防湿シートを断熱施工の後に覆うことにより隙間を無くし室内の湿気で柱や断熱を湿らせないようにします。

高気密・高断熱になると少しの隙間でも風が流れるようになります、機械換気でも電気代がお安くすむということになります。
少しの換気でも風が流れると洗濯物も乾きやすくなります。
札幌は寒いところですので断熱・気密・換気がしっかりしているところが多いので、室内干しでも洗濯物が乾きやすいということになります。

5.まとめ

今回は京都でも札幌でも生活した経験から、京都でも応用できる点についてご紹介させていただきました。
まとめ洗いですとこれからの梅雨時期は洗濯をする前に雑菌が増えますので、

少量で洗濯して干し間隔をあけ、風の流れを考える。
そして根本的に解決する場合はリフォームで断熱・気密・換気をしっかりすることなります。
断熱をすると冬の寒さ対策や結露対策にもなりますのでご検討いただければと思います。

越尾が書いた【京都での「底冷え」「足元の寒さ」対策のポイント】の記事もご参考にしていただければと思います。
本日の内容やリフォームのご相談は遠慮なく「お問い合わせ」よりお願い致します。

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佐々木 綾菜

入社後札幌で営業・設計を経験し2017年から京都支店の設計として、お客様のリフォームのお手伝いをさせていただいております。趣味は旅行と高校野球観戦です。お気軽にご相談ください。
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