公開日: 2018年4月2日 - 最終更新日:2018年4月1日

意外と知らない? 京都での浴室リフォームの5つポイント

佐々木 綾菜
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こんにちは。
京都支店設計担当の鍋島(なべしま)です。
京都は気温が連日20℃を超え、すっかりポカポカ陽気なので、インドアな私ですが、休日どこかに出かけようかと計画中です。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
前回までのブログでキッチン、そして脱衣室について書きましたので、今回は浴室(ユニットバス)リフォームについての内容になります。
こちらの内容も当社でリフォームしていただき喜んでいただいた事例を特に、京都の皆様にご参考になる内容で、ご紹介させていただきます。

目次

  1. 1.京都での冬季間の事故の現状
  2. 2.浴室リフォーム前のお客様の声
  3. 3.緊急時にも安心な引き戸
  4. 4.断熱リフォームでヒートショック対策
  5. 5.メンテナンス費削減の配管工事
  6. 6.既存の配管処理
  7. 7.価格は今だけではなく先々も考えて
  8. 8.浴室リフォームのまとめ

1.京都での冬季間の事故の現状

ヒートショックという言葉を聞かれたことはありますか?
急激な温度変化により、血圧が大きく変動し、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こすことをヒートショックと言います。

特に入浴時に急激な血圧低下を起こし、溺死するケースが多いとテレビなどでも紹介されていますよね。
交通事故と比べると、なんと4倍もの事故が発生しているそうです。
そこで厚生労働省2014年データー:冬季死亡増加率の都道府県別比較でみると死亡率が一番低いのは北海道・・・一番寒いところなのに??
これは驚きでした。
私も札幌に住んでいた事があるのですが、北海道は家の中があたたかい! 断熱がしっかりしているからだと思われます。
それでは、京都は? ? なんと北海道の約1.7倍も死亡事故の確率が増えます。
私も京都に戻り感じることは浴室やトイレが寒い事です。

2.浴室リフォーム前のお客様の声

・寒くてお風呂に入るのがおっくう
・カビがひどい・・・
・段差がある
・冬の寒さが気になる
・洗い場がすべる
・赤水が出るようになった
・換気扇が動かない
・こどもや孫が嫌がる

などのお声をいただきます。

3.緊急時にも安心な引き戸

お住まいの中で一番死亡事故が多いのは浴室です。
リフォーム業者の担当者は多くの方が知っているのですが、現状のユニットバスや浴室の出入り口は内開きのドアが多いです。
それは金額が安いからだと思います。
私はできれば金額が高くなっても引き戸をおすすめしたいと思います。

もし洗い場で倒れたとき内開きドアですと助けだすのが遅くなります。
30代、40代の方は折れ戸などでも良いかと思いますが、60代以上の方は、できれば引き戸にしていただければと思います。
介護するときにも楽になったというお客様も多くいらっしゃいますので。

4.断熱リフォームでヒートショック対策

現在ユニットバスは、断熱浴槽や断熱パネル付きの商品がございますが、やはりしっかりとヒートショック対策をするのであれば断熱リフォームをおすすめします。一度ユニットバスにすると20年以上ご使用の方が多いので最初にしっかり断熱工事をしていただければと思います。

5.メンテナンス費削減の配管工事

配管工事などの設備工事も重要ですが、古い管につなぐ最低限の工事ですとあとで漏れたりすると大きな出費となります。
最近は架橋ポリ管などサビない、そしてあと後のメンテナンス費が最小限で済む施工方法もございます。

6.既存の配管処理

これも多い事例ですが、今までの配管をそのままにしていたり、土に少し埋めただけにするとネズミなどの害獣の出入り口になったりしますので、配管処理もしっかり考えておいた方が良いかと思います。

7.価格は今だけではなく先々も考えて

私が今までご説明したように、ユニットバスは引き戸、断熱工事そして配管は全て最新のものにお取替えというと、どうしても価格的に高くなってしまいます。
私の担当ではありませんが、昨年当社でユニットバスのリフォーム工事をしたお客様の事例ですが、8年前に他社でユニットバスのリフォーム工事を約100万円でしたのに8年でカビだらけ、ユニットバスが傾き排水が流れない、床下にネズミ・・。
当社が現地調査したら以前のお風呂の排水管が切ったままでネズミの出入り口に、腐食した土台がそのままでユニットバスが傾き、断熱材が無いためカビやすい状況に・・・。
当社でそれらを全て改善して新しいユニットバスに交換するのに約150万円かかりました。
こちらのお客様は8年間で約250万円かかったことになります。
価格はとても重要だと思いますが、今だけの価格ではなく先々も考えるとしっかり工事する方が高くてもあと後お金がかからなくなりますので、しっかりご検討をしていただければと思います。

8.浴室リフォームのまとめ

今回は浴室リフォームについて書かせていただきましたが、命やご健康にかかわる部分となりますのでご参考にしていただければと思います。
今回の内容は先輩の方やお客様から教えていただいた内容になりますが、私自身も京都のお客様のためにしっかりご提案できればと思います。
あたたかい浴室になり、疲れが癒されるようになれば、快適な睡眠につながると言われております。
快適な睡眠は翌日の活力につながります。

今回の内容をまとめた資料(京都市内は無料)がございますので「お問い合わせ」より「浴室のリフォーム資料希望」と書いていただければと思います。
前回までのキッチンや脱衣室の記事もご参考にしていただければと思います。

コミュニケーションアップのキッチンリフォーム事例 →https://hometopia-kyoto.jp/blog/blog/1260/
脱衣室~ 身体のメンテナンスができる心地よい空間 ~ →https://hometopia-kyoto.jp/blog/blog/1350/

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佐々木 綾菜

入社後札幌で営業・設計を経験し2017年から京都支店の設計として、お客様のリフォームのお手伝いをさせていただいております。趣味は旅行と高校野球観戦です。お気軽にご相談ください。
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