こんにちは! WEBマーケーティング課の織江 強志(おりえ つよし)です。
先日、新幹線待ちをしていたら私が乗る1本前の新幹線が到着したとき、出入り口を取り囲む警察官が複数・・・? ? とその時、新幹線の窓越しに雅子様が!
周りの方も気づき大騒ぎに、雅子様はテレビで見るように、優しく微笑んで手を振ってくださいました~~。
ということで上記とは、まったく関係ない内容ですが、今回のテーマとなります、マンションのリフォーム相談をいただいたときに、カビや結露があっても近隣の方も同じ条件でカビや結露があるので、カビや結露があるのは当たり前になっているというお話をお聞きすることがよくあります。
そこで今回は「 マンションのカビや結露は当たり前? 結露の原因と対策 」 と題して結露の原因と対策の内容になります。
目次
1.なぜ結露は発生するの?
結露は、温度・湿度・露点・・・ という説明から始まると、難しい話になりそうなので、ここでは戸建てやマンションで、実際に発生している事例でご説明させていただきたいと思います。
ご相談事の多くは、「 サッシに水滴がたくさんつく・・・ 」、「 収納の中にカビが出てきた・・・ 」、「 窓周りに黒カビが・・・ 」、「 ひどい場合には、クロスやフロアーに水滴が・・・ 」なんてこともございます。
結露の発生は、基本的には温度差が大きく関わってきます。
わかりやすく例えると、暖かいお部屋で冷たい
ビールをグラスに注ぐと、グラスに水滴がつきます。
これが、結露のわかりやすい例えかと思います。
暖かい側に、結露水はつきます。
つまりマンションの室内側に結露水がつきます、そして断熱が悪い場所や熱が伝わりやすいガラスなどです。
これには換気も大きく関係してきます。
2番からは当社のマンションリフォーム課の田村が以前に本体のホームページで書いた内容を中心にご紹介させていただきます。
2.結露対策! 3つのポイント
① 正しい方法で窓の断熱・壁面の断熱を行う・結露を解消するには、壁面や窓の断熱を行う事が非常に有効です。
しかし、様々な施工方法があるので、そのマンションの構造や換気の方法によって正しい断熱施工を行わなければ、効果を発揮することが出来ず、むしろ、逆効果になってしまうこともございます。
例えば、マンションの外窓サッシに吸気口が付いている場合は、通常の2重サッシを付けると給気口を塞いでしまう事になります。
これでは、後述する換気の確保という点で悪影響となり、結露改善には逆効果となってしまいます。
② 常時換気と各室の通風を確保
マンションの換気方法は、浴室やトイレの排気ファンから室内の空気を排出し、各室の給気口から新鮮な外気を取り入れる方法が一般的です。
この循環が絶えず行われていると室内に湿気を溜め込む事無く、快適な空気環境を保つことができ、結露やカビの発生を抑える事が出来ます。
その為に確認する点として、年数が経過した排気ファンの機能の確認があります。
経年劣化で性能が低下していたり、場合によっては、音だけはするけど機能していない場合もございます。
この排気ファンを最新の24時間換気タイプの製品に交換する事で空気環境の改善と消音・省エネにも繋がり大変、効果的です。
③ 補助金活用
集合住宅であっても、省エネに繋がる改修工事に補助金が該当する場合が数多くあります。
特に窓の断熱工事が対象となるケースが多いので、それを活用するのがお勧めです。
※時期や地域により補助金が活用できないケースがございますので気軽にお問い合わせいただければと思います。
3. 最新技術「エアエステ」
マンションで快適な住環境を実現するために開発された「DIウインドウ」。
2重の窓で断熱と熱交換換気を同時に行うシステムです。
外気が0℃で室温が20℃のとき自然換気だと外気の0℃まま室内に入ります。
ところがこの「DIウインドウ」は外気0℃の新鮮な空気に室内の熱だけを伝えて14℃で室内に取り込みます。
冷たい空気は下降するというコールドドラフト現象を利用して、2層の窓の間で熱交換を行い、暖められた外気を室内に取り込む仕組みです。
このシステムの効果を最大限発揮するためには、室内外の気密性能を高める事と換気計画の見直しが必要となってきます。
4.マンションリノベーションを実際に行ったお客様の声
築26年のマンションに三人で暮らされているT様。
入居当初から、ずっと結露に悩まされておりました。
窓だけではなく、北側の壁には黒ズミやカビが発生しておりました。
これまで、毎日のようにマンションのリフォームを考えてきましたが、リフォームをしても結露やカビなどが続くようでは意味が無く、マンションリフォーム自体も畳やクロスの張替え、水廻り設備の交換しかイメージが浮かびませんでした。
ある日、たまたま土屋ホームトピアのリフォーム現場見学会のチラシを目にして、軽い気持ちで出かけてみたところ、間取りの変更から設備機器の入れ替え、断熱・換気設備の見直しまで、マンションでも暮らしが一変するリフォームが出来る事に、大きく心を動かされました。
結露の悩みを担当者に打ち明け、ついにリフォーム工事へ。
リフォーム前の間取りは洋室と和室がそれぞれ2室の4LDK。
それを、広々としたリビングと洋室3室に変更して、充実の収納スペースを確保。
キッチンの位置も変更して、キッチン作業もしやすくなり大変満足されておりました。
マンションならではの、限られたスペースでのデザインとレイアウトで、日々の快適さは大きく変化します。
奥さまも「 リフォームでここまで変わるとは想像もしていなかった。」 と仰っていました。
一番の悩みだった結露に関してはどうでしょう。
リフォーム後、冬を越し一年が経過して「 これまで全く結露が発生していません。」 と、一年中結露に悩まされていたこの環境の変化に驚きを隠せない様子でした。
土屋ホームトピア独自の二重サッシで行う断熱・換気の「DIシステム」ですが、奥さま曰く「 仕組みはよく分からないけど、その結果に大満足。人が生きるのに、リフォームはとても大切。」との感想を頂きました。
5.マンションの結露の原因と対策のまとめ
マンションリノベーションは完成まで出来上がる商品を実際に見る事・感じる事が出来ません。
その様な中で、本当に求めているマンションリノベーションを見つける事は、お客様にとって非常に難しい事だと感じております。
「空気環境が変わる」。そのようなリフォームを写真や文章で感じて頂く事は大変難しいかと思います。
その事で少しでもお役に立てます様に、私たちの京都支店ではDIサッシで施工しておりますので体感をいただいたり、定期的にセミナーや現場見学会をおこなっておりますので
気軽に京都支店のリフォームサロンまでお越しいただければと思います。
また「お問い合わせ」よりご相談いただければと思います。
次回のイベントのご案内
7月14日(土)
カビ・結露対策暮らしセミナー×しっくいDIYセミナー開催!
織江強志
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